帝王切開体験記⑤ 更なる痛み!翌日から歩くなんて!

スポンサーリンク

翌日から痛みに耐えて歩きましょう!

後陣痛のピークを乗り切った私に
看護師さんが
「尿の管取りますねー」っと言いました。

ん?そんなもの入っていたの??

帝王切開の時、麻酔をしてから
管が入れられていた様です。

確かに・・産後はしばらく
トイレとか行けませんもんね。

…にしても、
でもそれまで麻酔やら後陣痛やらが大変で
管が入っている事に全く気付いてませんでした。

看護師さんが
「はい、おわりましたよ」
と言ってこれまた、特に何も無く抜去終了。

ホッとしていたら・・

体験5-1

私「もう・・ですか?傷開いたりしませんか?」

看護師さん
「開かない開かない!ちゃんと閉じてるから大丈夫
痛いけど我慢して歩いてねー」

私が事前にインターネットで
帝王切開について情報収集していた時
“看護師さんが鬼に見える”と書き込みしている人が
何人かいたのを思い出しました(笑)

なるほど…こういう事か…と納得

体験5-2

いやホント、看護師さんは全く悪くないんですけどね。
むしろ歩かせなきゃ患者さんにマイナスなんですから
痛いの分かってて、歩かせなきゃいけないのも
大変ですよね…。

さて、
「痛いけど歩かなければ…どうしよう…」と
一旦とても葛藤しますし困ります。

でも皆、そうやって頑張って歩いてるんだし
私もできるはず!
歩けませんなんて言ったら伝説になってしまう・・

恥ずかしい伝説を残したくない気持ちを
力に変えてやるしかない!!

そんな思いで動こうとしますが
ちょっとでも動くだけでお腹の傷が痛い!

 

硬膜外麻酔をしてるのに
なんでだろう・・・
傷の痛みには効くんじゃなかったっけ??
もしや効いててこの痛さって事??
どういう事??

出産してから痛みに耐えてばかりなので
痛い事への不安は大きくなってます…

『…じゃあ、
トイレなんてもうええわ…』

一瞬そう思いました。

でもすぐに考えたのは…
「これって、トイレに行きたいって思ってから
動き出したんじゃ間に合わないかもしれんぞ・・」
という事。

『もらしてしまう事は避けたい!!』

意を決して動きます。

「いっったーーーーーい!!」

アカン・・アカン・・何なんこの痛さ。

体験5-3

この時点で既に変な汗でびっしょり

試行錯誤してみたけど
結局
痛みの無い方法なんて無い事に気付きました。

愛想笑いでも
咳をしても
くしゃみをしても痛いんですから
そりゃそーだわな・・・と。

意を決して
息を止めて歯を食いしばって
痛みに耐えながら少しずつ体を起こしていきました。

やっとベッドに腰を掛ける体勢になった頃には
まるで登山して来た人みたいにヘトヘト。

そして体には冷や汗&脂汗がすごい。

次はスリッパを履いて立ち上がるのですが
足とスリッパの距離が
こんなに遠く感じた事はなかったです。

いつもなら秒で終わる動作が
いちいち苦痛を伴うのですから
もう大変っ

やっとの思いで
立ち上がったら点滴のスタンドを
カラカラと連れてトイレに向かいます。
傷の痛みでまっすぐ立てないので
常に体が折れ曲がった体勢です。

髪も乱れてグチャグチャで
必死の形相。

これは夜中に廊下で会ったら
完全に「出た!!(幽霊が)」と
思われるレベルに違いない・・・

でも
もはや見た目なんて
構ってられない状況でした。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました